二重の衝撃。リスグラシュー圧勝で有終の美。
2019年有馬記念は、リスグラシューが引退レースを5馬身差の圧勝で飾りました。
リスグラシューの勝ち方も衝撃でしたが、アーモンドアイが直線半ばで馬群に沈んでいく様子ももうひとつの衝撃だったのではないかと思います。
圧倒的な1番人気で、アーモンドアイの強い走りを期待した方が多かったはずで、どこかに異常があったのでは?と心配になるほどでしたが、怪我はなく無事だったことがせめてもの救い。敗因はいろいろ取り沙汰されていますが、ここで素人が言うことはありませんが。
不安材料は確かにあったわけで、やってみないとわからないのも競馬。ですが、やはり香港Cを目標に仕上げ、熱発で回避、急遽有馬記念参戦はやはり影響したのかもしれません。賢い馬ほど微妙なことが響くのかな。ディープインパクトがハーツクライに敗けた有馬記念前も、降雪の影響で普段の追切に加え、金曜にもう一度追切をしたことが、いつもと違う臨戦過程でないことをディープインパクトが感じていたのでは?と言われていましたね。
それにしてもリスグラシューの強さは、これで引退はもったいないと思った人も多かったと思います。
馬券は、不安材料がわずかでもある圧倒的な1番人気は危険なのを承知で、アーモンドアイから入ってしまいました。負かすとしたらリスグラシューしかいない。それも承知の上で。やってはいけない買い方をしてしまいました・・・。猛省しています。
1着、 6番リスグラシュー(2番人気)
2着、10番サートゥルナーリア(3番人気)
3着、 7番ワールドプレミア(4番人気)
三連複は、10,750円。この上位人気での決着で三連単は57,860円は、いかにアーモンドアイから売れていたかわかりますね。
4着にフィエールマン、5着にキセキと3着から5着まで菊花賞馬が並び、14番人気まで人気を落としていたシュヴァルグランが6着、7着にレイデオロと、G1ホースが続きました。G1未勝利馬の最先着は8着のヴェロックス。そして、9着にアーモンドアイという結果でした。
豪華メンバーの有馬記念。リスグラシューはこれで引退ですが、アーモンドアイには、また来年、強いアーモンドアイの姿を見せてほしいものです。
このレースが引退レースの馬は、リスグラシュー、シュヴァルグラン、アルアイン、レデオロ、アエロリット、クロコスミアの6頭。それぞれに馬券でも縁のあった馬たちでした。ありがとうと言いたいです。子どもたちの活躍が楽しみです。
さて、2019年の競馬は、あと1日。28日の土曜日には、2才G1ホープフルSがあります。前走、東スポ杯2才Sをレコードで圧勝したコントレイルが中心ですが、ほかにも有力馬がいます。個人的にはPOG指名馬が複数でるので、がんばってほしいなと。コントレイルではないので、分が悪いのですが・・・。馬券もめげずに頑張ります!