夏競馬は難しい（8）

苦手な夏競馬も気づけばあと2週となりました。

今日は、札幌でキーンランドC、新潟では新潟２才Sです。

いつもの通りこの時期の2才戦は馬券は買わないので、キーンランドCに集中したいと思いますが、新潟2才Sには、POG指名馬のモーベットが出走するので気になるところです。ルメール騎手は本日はキーンランドCでタワーオブロンドンに騎乗。モーベットには福永騎手となりました。

キーンランドCの上位人気は、1番人気にダノンスマッシュ。G1高松宮記念では1番人気で4着に敗れ、出走を予定していた函館SSではJRAの事件の影響除外。3月以来の競馬になります。鞍上は絶好調の川田騎手に乗り替わり。

2番人気にタワーオブロンドン。1400ｍでは強いのに、マイルでは一息の結果が1200ｍ戦に参戦の理由でしょうか。前走函館SSでは初の1200ｍで3着。ですが、まだ距離適性については微妙です。前走はレーン騎手。今回は主戦のルメール騎手でスプリンターズSを目指すここは良い結果が欲しいところ。

3番人気には、前走札幌1200ｍのUHB賞を勝って注目のリナーテ。前走はルメール騎手ですが、今日は武豊騎手。今年に入って1400ｍ重賞を連続2着は武豊騎手なので、ここはそう手が落ちた感はないと思います。大外枠に入りましたがどうでしょうか。

ここまで3頭が単勝10倍以下。

4番人気以降は単勝20倍以下が5頭。先週の札幌記念よりかたい決着もありえそうですが、どうでしょうか。

4番人気はセイウンコウセイ。今年の高松宮記念では12番人気で2着。前走CBC賞では2番気で3着。一時期はまったく走らなくなっていたので、復調してきた感じでしょうか。もう少し人気のない時に狙いたい馬ですね。

5番人気にナックビーナス。前走は香港G1で6着。今年の高松宮記念は14着惨敗でしたが、昨年の高松宮記念3着があります。30戦以上して3着以内率は7割超え。最内枠に入って岩田騎手がどうさばきますか。

6番人気はデアレガーロ。高松宮記念7着以来の競馬ですが、拾っておきたい1頭です。池添騎手。

この3頭は12倍～13倍でオッズも入れ替わるかもしれません。

７、8番人気は、3才馬2頭。アスターペガサスは前走函館SSで2着。ハッピーアワーはファルコンS勝ちがあります。9番人気に1000ｍ戦3連勝中のライオンボス。5勝したすべてがダート、芝ともに1000ｍ戦で、勢いはあるものの1200ｍでは人気を落としています。

ここまでが単勝20倍以下。

10番人気以下の人気薄では、UHB賞2，3着のライトオンキュー、ダイメイフジも一考の余地はあるかと。10番人気は函館SS価値のカイザーメランジェ。江田騎手の一発はあるか。

このレースは別定戦ですが斤量にも注意。タワーオブロンドン、セイウンコウセイが58キロ。ダノンスマッシュ、シュウジ、カイザーメランジェが57キロ。

最軽量は3才馬のアスターペガサス53キロ。

武騎手のリナーテは牝馬の54キロで牡馬の56キロ相当。期待してもいいかと思います。

さて、今週も人気上位馬同士の決着となるでしょうか。

新潟2才Sは、モーベットがんばれ！